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若者の雇用対策を考える。
1.2月19日(木)朝8時半、党本部にて「若者を応援する若手議員の会」役員会からスタート。初当選した時から、若者の雇用や少子化対策をテーマに、予算の確保や制度改正などに取組んでいる。その活動の拠点として、私が会長となって立ち上げたこの通称「若若議連」であるが、会長を持ち回りで運営している間に少し停滞してしまった面も否めず、再び私が会長となって活動を再開させることとした。時折しも若者の雇用が大問題となっており、この「若者を応援する若手議員の会」で政策提言を取りまとめ、来年度4月以降の対策に盛り込んでいきたいと思う(写真)。

2.特に、①厚生労働省を中心にジョブカフェ、若者自立塾、トライアル雇用など、幅広く対策を実施してくれているが、どうしても役所側が受け身で、若者が来てくれるのを待っていること(一方で、英国の相談事業である「コネクションズ」は、いわゆる「アウトリーチ」と言って町に出かけて行って若者を手助けする)、②万が一、失職した場合に、失業保険と生活保護の中間的な支援がないこと(欧州では、「失業扶助」の制度でカバーされる)、③「ソーシャル・エンタープライズ」即ち、活動によって得られた利益を社会的に還元する組織、という考え方を日本で啓めることができるか、といった課題について意見交換を行った。今後議論を深め、短期的対策と長期的対策をまとめたい。

3.その後、郵政民営化の検証プロジェクト・チーム、経済産業部会で商店街活性化の議論等を行う。
夜は、昨年のアフリカ投資貿易ミッションの3つのグループの反省会。各省庁の若手の皆さんとの勉強会、仲間の議員との意見交換会など続く。

4.2月20日(金)朝8時、世界銀行のブルース局長を囲む朝食会。今日は、ほとんど一日外務省内で打ち合わせ、各国情勢のブリーフ(説明)、来客など続く。その間に衆議院本会議での同意人事採決。
国会情勢が混とんとしているが、来月下旬には、国連人権理事会のハイレベル会合がスイス。ジュネーブで開かれ、私の出席も期待されている。国内外にやるべきことが山積みである。