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総裁選スタート
1.本日(10日)、立候補が締め切られ、麻生太郎・幹事長、与謝野馨・経済財政担当大臣、小池百合子・元防衛大臣、石破茂・前防衛大臣、石原伸晃・元政調会長、の五人の争いとなりました。

2.これから12日間、全国各地の街頭やテレビで論戦が繰り広げられますが、低迷する地域経済をいかに活性化するのか、公務員改革をどう進めるのか、安心できる年金・医療・福祉の制度・財源をいかに確立するか、などなど、是非とも活発な議論を期待したいと思います。

3.自民党員の皆さん方には、本日(10日)、県連より投票用紙が送付されましたので、各候補者の主張をよく見極め判断されて、投票して頂ければと思います。19日までにとりまとめ、各県に割り当てられた3票をドント方式(各候補の得票数に応じて配分するやり方)により、各候補に割り振ります(都道府県票の総数は141票)。

なお、総裁選挙で投票する権利を得るためには、二年間続けて党費(年間4000円・家族2000円)を納めて頂くことが必要です。次回の総裁選で投票権を得るためにも、党員になって頂けると幸いです。

4.さて、私自身の一票を誰に投票するのか、についてです。今回の5人の候補者とは、すべての方と何らかのご縁があり、親しくさせて頂いておりますので、大変苦慮する訳ですが、今回は、麻生太郎候補を応援したい、と考えています。

過去二回の総裁選では、安倍・福田両候補の事務局長補佐を務めましたが、その推した総理大臣が二人続けて辞任したことの責任・反省も感じておりますし、総裁選の期間中に外務大臣政務官として海外出張を含めた公務が多々入っていることもあり、今回は、あまり活発な活動はできませんが、①地方経済の活性化を確実に実行できる、②埋蔵金の活用も含めた、霞ヶ関改革を断行する、③日本の国益を実現するために、したたかな外交を行う、④こうした政策をわかりやすく国民の皆さんに説明できる、といった観点からの判断です。

麻生さんは、ともに安倍政権を支えた間柄ですし、毎年5月の連休には米国ワシントンでのセミナーにおいて国際経済や安全保障政策について一緒に議論させて頂いたり、この6月にはブラジルでの日本人移民100周年式典の皇太子殿下の随行団(麻生太郎団長)の一員に加えて頂くなど、大変可愛がって頂いております。この一年間、全国を回られて、苦しんでいる地域経済・社会の実情をよく理解しておられると思います。

5.いずれにしましても、総裁選の論戦を通じて、必要とされる政策課題を明らかにし、選挙後は、新総裁(新総理)の下で、一致団結して、こうした課題に、党所属国会議員全員が命がけで取り組んでいく覚悟が必要です。どうぞ引き続きのご指導ご支援をよろしくお願いします。