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開かれた総裁選を! 堂々と政策論争を!!
1.総裁選の候補者選びの動きが活発化してきた。大本命の麻生太郎幹事長の他に、石原伸晃さんや、小池百合子さん、与謝野馨さんが出馬を模索されている。

2.複数の候補者が出て、堂々と政策論争がなされることが大切である。民主党と違って、自民党には様々な考え方があり、堂々と議論できる開かれた党であることを示すいいチャンスである。この総裁決定プロセスこそ国民にじっくり見て頂いて、各候補者の資質や考え方はもちろん、「自民党」の「賞味期限」や「品定め」をしてもらえればと思う。今回が自民党最後の総裁選となるかもしれない。「解体」の道を進むのか、「真に生まれかわるのか」の瀬戸際である。各候補者には、堂々と日本の未来、現実の経済政策を語ってもらいたい。

3.そして、何としても派閥単位で物事が決まらないようにしなければならない。幸い、石原さんも、小池さんも、与謝野さんも派閥のトップではないし、派閥横断的な支持を集めることのできる人である。派閥の締め付けなど絶対にあってはならない。国民は、今のこの流れやプロセス(過程)をよく見ている。「開かれた党」、「生まれ変わる党」であることを示すチャンスである。

4.それにしても、石原さんも小池さんも「20人」の推薦人集めに大変苦労しておられるようだ。かつて、若手でこの推薦人の数を「10人」に緩和しようとしたこともあったが、確かにいい数字かもしれない。思わず自分自身の将来のことも考えた次第である。

5.今回、私は、過去2回の政権の総裁選の事務局を担ったことの責任・反省もあり、また、来週以降、ロシア出張、アフリカ貿易投資促進合同ミッションの団長などの公務出張を予定していることもあり、総裁選で中心的に動くことはできず、今の候補者擁立の段階でも無責任なことはできないが、何としても、開かれた形で複数の候補者が堂々と政策論争を行ってほしいと思う。そして、できることなら、自民党にもこんな若手がいるんだと思われるような候補者も是非出てきてほしいものである。