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コスト高に苦しむ農業対策、中小企業対策を議論。「アフガニスタンにおける邦人拉致事件」対策本部立ち上げ。
1.朝9時に外務大臣政務官室からスタート。午前中は、担当する中南米(ブラジル等)の経済情勢や米軍の基地再編について、担当者からブリーフ(説明)を受ける。

2.昼食は、田原総一朗さんを囲んで有志で昼食勉強会。自民党に対して厳しいご指摘を頂き、若手の奮起を促される。

3.13時からは、全国の農業関係者が集まり、原油・肥料・飼料高騰対策の緊急集会。地元から上京された皆さんと挨拶。
同じ時間帯に、全国各地でトラック業者が燃油高騰対策の決起集会を開いている。地元兵庫県でも、神戸に集結しているはずだ。あらゆる業種において、原油や原材料の高騰の影響が出ている。原油価格などはやや低下傾向にあるが、依然高い水準にある。景気減速が明らかになってきており、それなりの規模の補正予算・緊急経済対策が必要である。

4.その後は、党本部で、「雇用・生活調査会」、「情報産業振興議連総会」、「経済産業部会」と続き、関連予算の概算要求について説明を受ける。
私からは、中小企業の資金繰りの悪化が顕著なことを指摘し、中小企業庁と金融庁の連携強化を促す。

5.17時に外務省で、副大臣・政務官の打ち合わせの会議。本来なら、日程の確認等で済むところ、今日は、「アフガニスタンにおける邦人拉致事件」が飛び込んできたために、副大臣・政務官で対策本部を立ち上げた。一刻も早い救出に向けて、情報収集、アフガニスタン政府への協力要請を行うことも確認した。

18時半からは、「英国軍艦HMS KENT号艦上レセプション」。150年前の1858年のこの日8月26日に日英修好通商条約が結ばれたのである。日本政府を代表して、艦船「ケント」上で挨拶(写真)。一人で日本語と英語の両方でのスピーチをしてほしいとのことであった(私のスピーチの原案はこちら)。あいにくの雨であったが、まるでロンドンでよくある天気であったので「ロンドンを思い出しながら祝福しよう」とアドリブで挨拶。私にとっても初めて訪問した外国の国が、(今から20数年前のことだが)英国であり、今や世界70ヶ国以上訪問しているが、やはり思い出深い国である。そんな感慨にひたりながら、ウォーレン大使やピアース艦長と懇談した。