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中国ギョーザ事件について
1.外務大臣政務官としての仕事が始まった。まずは、高村正彦大臣、山本一太副大臣、伊藤信太郎副大臣と打合せである。特に、話題になっている中国ギョーザ事件、インド洋でのテロ防止のための給油活動などについて、綿密な打合せを行った。

2.中国ギョーザ事件について、中国国内で中毒事件が発生していることについて、中国政府から連絡があったことに関して、何故公表しなかったのか、政府に対して批判が出ている。基本は、できる限り情報は早く公開をすることが大事である。特に国民が不安に感じているような事柄についてはなおさらである。しかしながら、今回は情報提供者である中国側が「捜査中なのでまだ公表しないでほしい」と言っている以上、信義則からして、「公表しないとの判断」は適切であったと思う。もし相手側(即ち、情報提供側)の意向に反して公表していれば、今後情報を提供してくれなくなる可能性も高い。しかも、日本にとって有利(即ち、中国側にとって不利)な情報なのである。昨日(8/8)の日中首脳会談でも、首脳間で本件の早期解決に向けて合意がなされている。今後の中国側の捜査の進展を期待したい。