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イラク特別委員会でハーシミー・イラク副大統領と意見交換
1.イラクは混迷している。民主化、安定化に向けて様々な努力がなされているものの、我々には理解しにくいことではあるが、シーア派、スンニ派、クルド族のイスラム教の3宗派の対立など根深い問題がある。昨秋の米国議会中間選挙で民主党が躍進したことも、このことに拍車をかけている。
2.その中で、日本は、米国はじめ各国と連携しながら、電力設備、石油精製施設などへの経済協力を実現している。日本は石油輸入の約9割を中東地域に依存し、イラクの安定は極めて重要である。特に、イラクが安定し、石油生産が本格化すれば、国際的な石油価格が低下し安定に寄与することは間違いない。イラクのみならず、イランの核開発問題、イスラエル・パレスチナ問題等々、中東の火種は尽きないが、この5月の連休に安倍総理が訪問される、サウジアラビア、カタール、UAE、そして、私が昨年、一昨年訪問したエジプト、オマーン、ヨルダンといったアラブの穏健国と十分に連携し、中東地域の安定化に努力したいと思う。そんな思いを強くした会談であった。
2.その中で、日本は、米国はじめ各国と連携しながら、電力設備、石油精製施設などへの経済協力を実現している。日本は石油輸入の約9割を中東地域に依存し、イラクの安定は極めて重要である。特に、イラクが安定し、石油生産が本格化すれば、国際的な石油価格が低下し安定に寄与することは間違いない。イラクのみならず、イランの核開発問題、イスラエル・パレスチナ問題等々、中東の火種は尽きないが、この5月の連休に安倍総理が訪問される、サウジアラビア、カタール、UAE、そして、私が昨年、一昨年訪問したエジプト、オマーン、ヨルダンといったアラブの穏健国と十分に連携し、中東地域の安定化に努力したいと思う。そんな思いを強くした会談であった。