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「子供たちは、凧揚げ・独楽回しよりDS」
1.新春恒例の明石市こども会のサッカー大会が開かれ、挨拶をする機会がありました。新春ですから、参加の382人の子供たちに正月の過ごし方を聞いてみました。

2.凧揚げをした子は一人、独楽回しは数人、かるた取りは十数人でしたが、ほとんどの子供たちがDSかPSを持ち、正月に遊んだと手を挙げました。これが子供たちの実態です。

3.ゲームがすべて悪いわけではありませんが、昔のように、田んぼや野原でみんなで遊ぶことが少なくなっています。外でワイワイ遊べば、多少のケンカがあったりガキ大将がいたりしても、その方が子供たちは健全に育つように思います。その一方で、部屋に閉じこもり、一人で仮想空間の中に浸るとどうしても陰湿になってしまいます。仮想空間の中で平気で人を傷付けたりもするわけです。

4.昨年の教育基本法改正は、新たな教育を築く第一歩で、教員の質の向上を図ることなども大事な施策ですが、子供たちの生活やその環境を変えないと根本的な解決にはなりません。今一度、先人の知恵である正月の遊びなど、日本の伝統的な遊びや習わしを見直すときにきているのではないでしょうか。