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社会保険庁不正免除問題
1.今回の社会保険庁の不正免除問題について、「またか」との感じである。年金未納金を下げるために、無断で免除の手続きを取ったりしたのである。全国に312ある社会保険本事務所のうち、100の事務所でこの不正があったとの報告を受けた。厳罰に処すべきである。これまでも大変な批判を受けながら、職員の体質が変わっていないのである。

2.ところで、民主党は「村瀬長官」の責任を誇張し追及している。しかし、実態は、社保庁の職員が職務責任を果たさず怠慢をしているわけで、追求すべきは職員の態度である。民主党は労働組合(自治労)に支援され、この点を追求はできないのだろう。組合に入っていない幹部の責任のみを追求し、組合員である職員には甘いわけである。

3.責任ある政権政党として、自民党としては、幹部の監督責任もしっかり追求しなければならないし、公務員の優遇措置一般についても、厳しく見直していく必要がある。一部に言われる民主党の方がしっかり追求しているとの指摘は当たらない。しっかりと対応したい。