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林崎漁協で油流出!(4月20日)
1.明石市の林崎漁協で重油がタンクからあふれ出て海に流出した、との報告を受け、“震撼”した。というのも、あの忌わしい9年前の石川県でのナホトカ号座礁、重油流出事故を思い出したからである(当時、私は通産省から石川県商工課長に出向しており、現地で油回収のポンプ機を集めるなどに走り回った)。

2.しかし、連絡が林崎から入るに連れて、それほど深刻でないことが分かり、胸をなでおろした。一時は、最悪の事態も想定して、自衛隊の出動要請がいつあってもすぐに出動できるよう準備もしてもらった。そのようなことにならなくて本当に良かった。

3.現地へ行ってみると、業者が吸着シートを使って油を回収していた。ちょうど堤防のふきだまりに油が溜まって助かったようである。A重油であることも助かった。ナホトカ号の時は、C重油のドロドロが海岸線をおおった。

4.いずれにしても、2度とこのようなことの起こらないよう、関係業者においてはしっかりと予防策を講じてほしい。