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杉村太蔵議員と初めて会話
1.党の少子化対策の会議で、杉村議員と初めて会話をかわした。

2.まず、会議の中で、杉村議員から発言があった。初めて発言を聞いた。「少し前まで私もフリーターだった。年収200万円でも子供を持てるように国がしっかり応援すべきだ。先日、小泉総理に結婚の報告に行ったが、これは上司だから、当然である。これを民主党は『パフォーマンスだ』と批判をしたが、自民党の先輩や仲間は皆んな励ましてくれた。本当に自民党はいい党だと思った。そして結婚すると、やっぱりガンバラなきゃ!との気持ちが湧いてきて、これから出てなかった部会や党の会議でも出席しようと思った。

3.なかなかユニークな意見であったが、その姿勢に心意気を感じたので、「がんばって!」と声をかけた。「年収200万円でも子供を持てる」というのは彼ならではのキャッチフレーズである。そのあとの私の発言は、このことに賛成の意を示したとともに、もう一つの課題である、キャリア志向の女性の晩婚化、少出産化の問題を指摘した。高学歴で一定の立場で仕事をしている女性は、出産で育児休暇を取ると「もとの職にもどれない」「昇進が遅れる」などの心配もあり、子供を持たないか少ないケースが多い。この女性たちにとってみれば、それなりの収入があり、財政的支援は効果が少ない。むしろ、働き方の柔軟性の有無が決定的である。企業の側からみても、これからは優秀な女性を採用しようと思えば、「いかに柔軟な働き方を認めるか」が大事になってくる。是非、労働法制を含めて、働き方の柔軟性が認められ、仕事と育児の両立を実現できるよう、しっかりと労働環境を整備したい。