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テレビ出演
今日は大変な役回りでした。自民党幹部の堀江氏への選挙応援の批判を集中的に受けました。しかし、敢えて公認候補としなかったわけです(幹部によれば「金ですべてを解決する」という姿勢が評価できなかった、としています)し、事前に候補者のすべてを調べるのは難しいですから、問題としては別、と言わざるを得ません。ただ、このようなことが判明したことを真摯に受けとめて、今後はさらに候補者をしっかりと見極めていくことが大事だと思います。また、自民党も生まれ変わり、原則「公募制」により候補者を決めていくことにしていますので、この「公募制」に冷や水をかけないよう注意も必要
です(ちなみに、民主党においても、覚醒剤使用、弁護士法違反、経歴詐称など、あとでわかったケースがたくさんあります)。
そして、問題は、証券市場における監視機能の強化(なぜ、もっと早く明らかにできなかったのか?)、ファンドを実質支配していることについての株主への情報開示(ライブドアの株主は、同社がファンドを通じてたくさんの会社を子会社化していることについて何も知らされてなかった)、粉飾決算に対する罰則の強化など、市場のルールの整備です。入り口で、非生産的な議論に時間を費やすよりも、早く情報開示のルール等を整備し、内外の投資家の信頼を取り戻すことが急務だと思います。