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愛媛県警の実情調査に行ってきました。
1.昨日(10/24)朝より、内閣委員会理事として、捜査費の不正疑惑についての調査のため、愛媛県警本部長等より意見聴取、質疑応答を行った。

2.まず、西明石から松山まで新幹線、電車を乗り継いで4時間もかかることに驚いたが、さらに、驚いたのは、私と姫路の戸井田徹議員が、会場のホテルに到着したときに、これから意見聴取を行う、県警本部長、県公安委員会委員長と内閣委員会理事会のメンバーが昼食を共にしていたことである。何と今回の視察を強く主張した野党の民主党、共産党の理事も同席しての食事である。これから、事実関係の確認を含め、県警の対応を正そうとしているときに、事前に昼食を共にすることは“馴れ合い”、“形式的”との批判は免れないと思う。私と戸井田議員は開会の直前に到着したため、すぐに会場に向かうこととなったが、与野党とともに襟を正さなければならない。

3.調査では、偽領収書作成の事実や、それによる損害約18万円を県に返還したこと、さらなる調査を続けていること、監査室の体制増強など再発防止策を講じていることなどの報告を受けた。捜査に必要な費用は当然予算に計上すべきであるが、あくまでも国民の血税であることを忘れてはならない。無駄づかいの徹底的な解明と、警察を含めた公務員の意識改革が急務であることを痛感した次第である。