BLOG
人づくり革命基本構想、未来投資戦略、骨太の方針を決定
【テレビ出演のお知らせ】
○6月17日(日)朝7:30~8:20頃『フジテレビ・報道プライムサンデー』
「米朝首脳会談の評価と日朝首脳会談の見通しについて」(仮)
1.人生100年時代構想会議では、現役大学生から80歳代のゲーム開発者まで多様な有識者の方を招き、議論を積み重ね、一昨日「人づくり革命基本構想」をとりまとめました。
100才まで元気に暮らすことが普通になっていく中で、高齢者から若者まですべての人が元気に活躍し続けられる社会が理想です。その重要なカギを握るのが「人づくり革命」、即ち人材への投資です。このため、次の政策を実行に移していきます。
① 3歳~5歳のすべての子どもたちの幼稚園、保育所、認定こども園の費用を無償化するとともに、「認可外保育施設」についても保育の必要性があると認定された子どもを対象として無償化。0歳~2歳児については、待機児童解消の取組と併せて、住民税非課税世帯を対象として無償化。
② 待機児童解消に向け、「子育て安心プラン」を前倒しし、2020年度末までに32万人分の受け皿整備を進めるとともに、保育士の更なる処遇改善に取り組む。
③ 高等教育では、住民税非課税世帯(年収270万円未満)の子どもたちについて大学等の高等教育無償化を実現(授業料の減免措置と給付型奨学金を拡充)。更に、全体として支援の崖が生じないよう、住民税非課税世帯に準ずる世帯(年収380万円未満)の子どもたちも所得に応じ一定の支援。
④ 年収590万円未満世帯を対象とした私立高校授業料の実質無償化を実現。
⑤ 介護離職ゼロに向けた介護人材確保のため、介護職員の更なる処遇改善を進める。
⑥ 何歳になっても学び直し、職場復帰、転職が可能となるよう、「リカレント教育」を抜本的に拡充。
⑦ 大学教育の質の向上、大学の連携・統合など、大学改革を実行。
⑧ 人生100年時代を見据え、意欲ある高齢者に働く場を準備。
2.また、本日夕刻には、「未来投資戦略2018」を閣議決定しました。デジタル革命が急速に進展する中で、価値を生み出す「データ」や人材を巡る熾烈な争奪戦が世界で繰り広げられていますが、我が国こそが世界をリードしていきます。重点分野について、次のような「フラッグシップ・プロジェクト」(象徴的な重点プロジェクト)を強力に推進していきます。
① 自動運転の分野では、無人自動運転による移動サービスの2020年実現や、高速道路でのトラックの隊列走行について早期の商業化等を目指す。
② ヘルスケアの分野では、「認知症の人にやさしい」新製品・サービスを生み出す実証研究の枠組みづくりなどを推進。
③ 行政においても、デジタルファースト一括法案を提出し、行政手続のオンライン化や添付書類の撤廃を実施。また、介護、引越、死亡・相続、あるいは、法人設立等の際のワンストップ化・ワンスオンリー化を推進し、面倒な手続きを大幅に簡素化。
3.さらに、「骨太の方針2018」についても閣議決定しました。経済再生と財政健全化に着実に取り組み、2025年度の国・地方を合わせたプライマリーバランス(借金返済分を除いた収支)の黒字化を目指します。同時に、2019年10月の消費税率引上げに当たっては、経済変動を可能な限り抑制するため、機動的な対応を図ることとし、2019年度・2020年度予算において臨時・特別の財政措置を講じます。
また、移民政策は採らないという方針を維持しつつ、人手不足の深刻化を踏まえ、一定の専門性・技能を有し、即戦力となる外国人材を幅広く受け入れていく仕組みを新たに構築します。
4.このように、経済・社会・技術が急速に変化する中で、新しい時代にふさわしい制度・仕組みに改革してまいります。経済が、持続可能でそして包括的(弱い人にも優しい)に成長していくように、政策を立案・実行していきます。すべての人にチャンスがあり、夢を持って生きていけるよう、全力で頑張ります。日本の平和と繁栄に使命感を持って取り組む決意です。今後とも、ご指導・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○6月17日(日)朝7:30~8:20頃『フジテレビ・報道プライムサンデー』
「米朝首脳会談の評価と日朝首脳会談の見通しについて」(仮)
1.人生100年時代構想会議では、現役大学生から80歳代のゲーム開発者まで多様な有識者の方を招き、議論を積み重ね、一昨日「人づくり革命基本構想」をとりまとめました。
100才まで元気に暮らすことが普通になっていく中で、高齢者から若者まですべての人が元気に活躍し続けられる社会が理想です。その重要なカギを握るのが「人づくり革命」、即ち人材への投資です。このため、次の政策を実行に移していきます。
① 3歳~5歳のすべての子どもたちの幼稚園、保育所、認定こども園の費用を無償化するとともに、「認可外保育施設」についても保育の必要性があると認定された子どもを対象として無償化。0歳~2歳児については、待機児童解消の取組と併せて、住民税非課税世帯を対象として無償化。
② 待機児童解消に向け、「子育て安心プラン」を前倒しし、2020年度末までに32万人分の受け皿整備を進めるとともに、保育士の更なる処遇改善に取り組む。
③ 高等教育では、住民税非課税世帯(年収270万円未満)の子どもたちについて大学等の高等教育無償化を実現(授業料の減免措置と給付型奨学金を拡充)。更に、全体として支援の崖が生じないよう、住民税非課税世帯に準ずる世帯(年収380万円未満)の子どもたちも所得に応じ一定の支援。
④ 年収590万円未満世帯を対象とした私立高校授業料の実質無償化を実現。
⑤ 介護離職ゼロに向けた介護人材確保のため、介護職員の更なる処遇改善を進める。
⑥ 何歳になっても学び直し、職場復帰、転職が可能となるよう、「リカレント教育」を抜本的に拡充。
⑦ 大学教育の質の向上、大学の連携・統合など、大学改革を実行。
⑧ 人生100年時代を見据え、意欲ある高齢者に働く場を準備。
2.また、本日夕刻には、「未来投資戦略2018」を閣議決定しました。デジタル革命が急速に進展する中で、価値を生み出す「データ」や人材を巡る熾烈な争奪戦が世界で繰り広げられていますが、我が国こそが世界をリードしていきます。重点分野について、次のような「フラッグシップ・プロジェクト」(象徴的な重点プロジェクト)を強力に推進していきます。
① 自動運転の分野では、無人自動運転による移動サービスの2020年実現や、高速道路でのトラックの隊列走行について早期の商業化等を目指す。
② ヘルスケアの分野では、「認知症の人にやさしい」新製品・サービスを生み出す実証研究の枠組みづくりなどを推進。
③ 行政においても、デジタルファースト一括法案を提出し、行政手続のオンライン化や添付書類の撤廃を実施。また、介護、引越、死亡・相続、あるいは、法人設立等の際のワンストップ化・ワンスオンリー化を推進し、面倒な手続きを大幅に簡素化。
3.さらに、「骨太の方針2018」についても閣議決定しました。経済再生と財政健全化に着実に取り組み、2025年度の国・地方を合わせたプライマリーバランス(借金返済分を除いた収支)の黒字化を目指します。同時に、2019年10月の消費税率引上げに当たっては、経済変動を可能な限り抑制するため、機動的な対応を図ることとし、2019年度・2020年度予算において臨時・特別の財政措置を講じます。
また、移民政策は採らないという方針を維持しつつ、人手不足の深刻化を踏まえ、一定の専門性・技能を有し、即戦力となる外国人材を幅広く受け入れていく仕組みを新たに構築します。
4.このように、経済・社会・技術が急速に変化する中で、新しい時代にふさわしい制度・仕組みに改革してまいります。経済が、持続可能でそして包括的(弱い人にも優しい)に成長していくように、政策を立案・実行していきます。すべての人にチャンスがあり、夢を持って生きていけるよう、全力で頑張ります。日本の平和と繁栄に使命感を持って取り組む決意です。今後とも、ご指導・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。