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韓国、シンガポール、マレーシア出張
1.先週、韓国、シンガポール、マレーシアに出張した。
いずれも、現下の経済危機における緊急経済対策、気候変動枠組み条約についての対応、FTA(自由貿易協定)の交渉等について、幅広く意見交換を行った。
2.韓国では、旧知の朴振(パク・チン:与党ハンナラ党:外交通商委員長、2007年4月18日活動報告参照:写真①)、金富謙(キム・プギョム:野党民主党:教育科学技術委員長、2006年12月26日活動報告参照、)、金泰煥(キム・テファン:ハンナラ党:日韓議員連盟副幹事長、)、李明博大統領側近の鄭斗彦(チョン・ドゥオン:ハンナラ党、)、2006年に日中韓次世代リーダーズフォーラムで2週間一緒に過ごした禹済昌(ウ・ジェチャン:民主党)も久しぶりにお会いした。さらに韓国きっての交渉人・金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長と意見交換。極めて厳しいやりとりだったが、言わばお互いの“知恵比べ”。思い出に残るいい意見交換だったと思う()。韓国には与野党を超えていい仲間ができた。未来志向で建設的な意見交換を続けていきたい。
3.シンガポール、マレーシアは、新婚旅行に来た思い出の地である。シンガポールはその後も何度か訪問しているが、マレーシアはそれ以来十数年ぶりである。両国ともその発展ぶりに驚くばかりである。
4.シンガポールでは、ザイヌル外務担当上級国務大臣と意見交換()。来月のナザン大統領の訪日に向けて、大変いい打ち合わせができた。
シンガポールは、国際金融センターとしてアジアで確固たる地位を確立している。今回の世界金融危機でダメージも受けているが、昨年視察に来たカジノの建設も継続していた()。マラッカ海峡で、良く言えば「荷物を待つ」、悪く言えば「荷物が動かない、来ない」貨物船がたくさん待機していることはまだまだ心配()だが、日本・シンガポール両国で、アジアの繁栄のために連携していきたい。
5.また、日本とシンガポールが中心となって成立したReCAAP(アジア海賊対策地域協力協定)を視察()。海賊情報の伝達ネットワークなどの説明を受けた。現在問題となっているソマリア沖の海賊問題に対し、このReCAAPの仕組みを最大限活かしながら、取り組みたいと思う。
6.マレーシアでは、新首都「プトラジャヤ」()で、ピライ外務副大臣と意見交換()。また、IMB(国際海事局)や沿岸警備隊の方々と意見交換し、日本が提供したレーダーシステムなどを視察。マラッカ海峡の沖合の島の灯台に設置された監視カメラも大変役に立っていた()。
7.それぞれの国の滞在が1日と大変短い出張であったが、早朝から夜まで大変有意義な意見交換、視察ができた。やはり、アジアでの日本の存在感は大きく、日本の活動への期待も強いことを痛感した。日本は、この期待にしっかりと応えていかなければならない。
いずれも、現下の経済危機における緊急経済対策、気候変動枠組み条約についての対応、FTA(自由貿易協定)の交渉等について、幅広く意見交換を行った。
2.韓国では、旧知の朴振(パク・チン:与党ハンナラ党:外交通商委員長、2007年4月18日活動報告参照:写真①)、金富謙(キム・プギョム:野党民主党:教育科学技術委員長、2006年12月26日活動報告参照、)、金泰煥(キム・テファン:ハンナラ党:日韓議員連盟副幹事長、)、李明博大統領側近の鄭斗彦(チョン・ドゥオン:ハンナラ党、)、2006年に日中韓次世代リーダーズフォーラムで2週間一緒に過ごした禹済昌(ウ・ジェチャン:民主党)も久しぶりにお会いした。さらに韓国きっての交渉人・金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長と意見交換。極めて厳しいやりとりだったが、言わばお互いの“知恵比べ”。思い出に残るいい意見交換だったと思う()。韓国には与野党を超えていい仲間ができた。未来志向で建設的な意見交換を続けていきたい。
3.シンガポール、マレーシアは、新婚旅行に来た思い出の地である。シンガポールはその後も何度か訪問しているが、マレーシアはそれ以来十数年ぶりである。両国ともその発展ぶりに驚くばかりである。
4.シンガポールでは、ザイヌル外務担当上級国務大臣と意見交換()。来月のナザン大統領の訪日に向けて、大変いい打ち合わせができた。
シンガポールは、国際金融センターとしてアジアで確固たる地位を確立している。今回の世界金融危機でダメージも受けているが、昨年視察に来たカジノの建設も継続していた()。マラッカ海峡で、良く言えば「荷物を待つ」、悪く言えば「荷物が動かない、来ない」貨物船がたくさん待機していることはまだまだ心配()だが、日本・シンガポール両国で、アジアの繁栄のために連携していきたい。
5.また、日本とシンガポールが中心となって成立したReCAAP(アジア海賊対策地域協力協定)を視察()。海賊情報の伝達ネットワークなどの説明を受けた。現在問題となっているソマリア沖の海賊問題に対し、このReCAAPの仕組みを最大限活かしながら、取り組みたいと思う。
6.マレーシアでは、新首都「プトラジャヤ」()で、ピライ外務副大臣と意見交換()。また、IMB(国際海事局)や沿岸警備隊の方々と意見交換し、日本が提供したレーダーシステムなどを視察。マラッカ海峡の沖合の島の灯台に設置された監視カメラも大変役に立っていた()。
7.それぞれの国の滞在が1日と大変短い出張であったが、早朝から夜まで大変有意義な意見交換、視察ができた。やはり、アジアでの日本の存在感は大きく、日本の活動への期待も強いことを痛感した。日本は、この期待にしっかりと応えていかなければならない。