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モロッコ大使と食事会
1.4月のある日、国会の合間をぬってルシェヘブ・モロッコ大使に昼食に招かれた。これまで何度かモロッコのパーティやレセプションに招かれていたが、他の会と重なり出席できなかったことを詫びるために電話したところ、このような形の二人の昼食会をアレンジしてくれた。

2.東京・市ケ谷の住宅地のマンションの一室にある大使公邸でのモロッコ料理は圧巻であった。豊富な野菜に、中東らしい羊料理。腹いっぱいの昼食会であった。

3.その間、話は中東情勢から、観光振興、2012年の万博立候補の話まで、あっという間に時間が過ぎた。スペインと近接したモロッコの有名なリゾート地・タンジールが2012年の万博に立候補予定とのこと、韓国、ポルトガルとの競争である。モロッコはタンジールはじめ、カサブランカ、マラケシュ、そして古都フェズなど、世界遺産や観光地が多い。日本からの観光者は年間3万人を超えたことであるが、潜在力はかなりのものがある。

4.また、モロッコは、イスラムの穏建国であり、アフリカの他の国々への支援(いわゆる「南南支援」)も熱心である。その意味で、アフリカの他の国々への影響力も大きく、日本からは遠い国であるが、大事な国の一つである。この国もこの夏訪問したい国の一つである。
  • ルシェヘブ・モロッコ大使と。
  • 野菜中心の前菜。モロッコは農業国として有名です。
  • 「パステェーロ」と呼ばれる詰め物。中身は日本にもたくさん輸出しているイカ、タコなど、シーフードの具たくさんです。
  • メインは、クスクス。この山盛りの羊肉の下に「世界一小さいパスタ」と言われる小麦から作るクスクス(小さな粒々)が入っています。
  • モロッコのデザート。左側はグロテスクな形ですが、大変美味しい「サクサク」とした舌ざわりのスイーツです。
  • 有名なモロッコ・ティー。日本の茶道と同じようなティー・セレモニーがあるとのことです。
  • 最後はクッキー。もうお腹いっぱいです。