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インド・中東出張報告(その⑩)~オマーン編~
【文章は7/26付けインド・中東報告(その⑨)~オマーン編~と同じですが写真が変わっています。】 1.オマーンは他のアラブの国とは一味違う。まず第一に高層ビルの建築が全くない。あるのは渋滞緩和のための道路整備くらい。さらに建築物はすべて白(か又は土色)。アラブの特性を大事にし、地に足をつけた成長戦略を考えている。
2.オマーンの石油埋蔵量はそれほど多くはなく、そのために日本政府も後回しにしている感がする。元官房副長補の大森大使が赴任して2年近く、今日の私の訪問が始めての国会議員の訪問だそうだ。いかに政府レベルの交流がわづかなのがよく分かる。
3.しかし一方で、インド洋で展開する海上自衛隊の船はたびたび首都マスカットに寄港しているし、オマーン自身、石油に頼ってはいけないことはよくわかっているので、人材育成や他の産学育成に大変力を入れている。その面での日本に対する期待が大きいのである。
4.国の北部のソハール工業地帯には、石油精製施設や肥料工場などのプラントを日本企業が協力しているし、LNG船の建造や運航も日本企業が関わっているが、さらに地元オマーン人の技術力向上につながるプロジェクトや研修事業、研究施設などを望んでいる。国王顧問のザウイ博士に大変かわいがっていただいている以上ご恩返しをする時である。年内に今一度の訪問を視野に入れながら、是非実際の事業につながるようがんばりたい。
2.オマーンの石油埋蔵量はそれほど多くはなく、そのために日本政府も後回しにしている感がする。元官房副長補の大森大使が赴任して2年近く、今日の私の訪問が始めての国会議員の訪問だそうだ。いかに政府レベルの交流がわづかなのがよく分かる。
3.しかし一方で、インド洋で展開する海上自衛隊の船はたびたび首都マスカットに寄港しているし、オマーン自身、石油に頼ってはいけないことはよくわかっているので、人材育成や他の産学育成に大変力を入れている。その面での日本に対する期待が大きいのである。
4.国の北部のソハール工業地帯には、石油精製施設や肥料工場などのプラントを日本企業が協力しているし、LNG船の建造や運航も日本企業が関わっているが、さらに地元オマーン人の技術力向上につながるプロジェクトや研修事業、研究施設などを望んでいる。国王顧問のザウイ博士に大変かわいがっていただいている以上ご恩返しをする時である。年内に今一度の訪問を視野に入れながら、是非実際の事業につながるようがんばりたい。