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インド・中東出張報告(その①)~インド編~
1.今回の出張は、党FTA・EPA特命委員会事務局長をつとめる大村秀章団長のもと、事務局次長の私と、岸信夫参議院議員、大塚拓代議士の4人で、インド・GCC(中東湾岸諸国)を訪問し、日本政府とのFTA(自由貿易協定)・EPA(経済連携協定)交渉の早期開始を促そうというものである。

2.インドは昨年から6度目の訪問。友人もたくさんできた。今回も、カマル・ナート商工大臣、アシュワニ・クマール工業担当大臣との面談、おなじみCII(インド産業連盟)、そして、パイロット議員をはじめとする若手議員との懇談など行ったが、顔なじみになっているだけに率直に意見交換できた。

3.総じて、日本への期待は高い。特にその30%を捨てていると言われている農産物の有効利用について、食品加工技術の移転・食品加工企業の進出要望など強く要望された。

4.日本企業の側も進出意欲は極めて高まっている。デリー周辺では工場用の土地が見つからないくらいである。特に、自動車関連は、スズキの新工場建設、ホンダの工場拡大、日産の進出など目白押しである。関連する部品企業だけで、数十件の進出は見込めそうで、インドへの投資額は2年で倍増しそうな勢いである。工場建設に向けての手続き、電力・水などのインフラ整備などしっかりサポートしたい。