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新型コロナウイルスへの対応、感染症予防策、明石駅にホームドア設置、被災地への寄附
1.昨年12月頃、中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染症は、世界各国に拡大しつつあります。こうした状況を受け、政府は、水際対策として、日本への上陸申請日14日以内に同感染症が蔓延する中国湖北省、浙江省、韓国大邱広域市及び慶尚北道清道郡に滞在した外国人の入国を拒否する措置を行っています。

2.さらに、外国人観光客の減少など感染症拡大の影響を受けている企業への対応として、中小企業庁、観光庁において中小企業・小規模事業者や宿泊事業者への専用の相談窓口を設置し、きめ細かい相談を行うなど、全力を挙げて取り組んでおります。

3.2月13日、政府は、国民の命と健康を守るため最優先に措置すべき対応策を「新型コロナウイルスに関する緊急対応策」としてとりまとめました。その内容は、検査体制や水際対策の強化、医療機関の体制整備、簡易診断キット、抗ウイルス薬、ワクチンなどの研究開発のほか、
①資金繰り支援に万全を期すため、緊急融資・保証枠5,000億円を確保していること
②やむを得ず、休業いただく場合の休業手当等を助成(中小企業は3分の2助成)する雇用調整助成金の支給要件を緩和する
などの対応を講じています。これらの施策については、今年度予算の着実な執行に加え、第一弾として、103億円の予備費を使用し、総額153億円を措置しました。この緊急対応策を速やかに実行するとともに、経済全体を落ち込ませない観点から、特に、中小企業、地域を支えるための補正予算の早期執行を含め、事業規模26兆円に及ぶ総合経済対策を迅速かつ着実に実行してまいります。本年度予算の予備費は2,743億円残っており、今後も、引き続き、観光業をはじめとする経済への影響を十分注視し、緊急度に応じて、必要な施策を臨機応変に講じるなど、政府一丸となって万全の対応をとってまいります。

4.また、医師によって感染の可能性が疑われた患者さんが速やかにPCR検査を受けられるよう、全国の感染症に専門的に対応できる病院(全国約600か所)において十分な体制を整えたうえで、来週中にも保険適用で検査ができるように検討を進めています。

5.本年度予算の予備費は2,743億円残っており、今後も、引き続き、感染拡大防止に向け全力を尽くし、観光業をはじめとする経済への影響を十分注視し、緊急度に応じて、必要な施策を臨機応変に講じるなど、政府一丸となって万全の対応をとってまいります。

6.話題は変わりますが、駅のホームの安全性向上のため、本年2月1日から使用開始された明石駅3番のりば(主に姫路方面への特急・新快速電車が発着するのりば)のホームドアの設置に引き続いて、4番のりば(主に大阪方面への特急・新快速電車が発着するのりば)のホームドアが3月12日の始発列車から使用開始となる予定となりましたのでお知らせいたします。

7.最後に、昨年11、12月に、チャリティー国政報告会で地元の皆様からいただいたご浄財の一部を、台風被害からの復旧・復興に使っていただくため、2月22日に長野県共同募金会に32万4100円、2月24日に福島県みどり幼稚園に30万円、寄附させていただきました。3月1日にも茨城県社会福祉協議会に30万円の寄附をさせていただく予定です。ご協力ありがとうございました。

【テレビ出演のお知らせ】(ただし予算案の審議・採決等国会の状況により変更があり得ます)
2月28日(金)20:00-21:55 BSフジ プライムニュース
「新型ウイルスで“視界不良”西村経済再生相に問う!日本経済の行方」
●日本の景気の現状 ●景気対策 ●新型コロナウイルスの経済影響
  • 新型コロナウィルス感染症対策本部
  • 新型コロナウィルス感染症の影響などについて会見