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成長戦略、骨太の方針を閣議決定~内閣府副大臣としてとりまとめに奔走~
1.6月14日(金)、経済財政諮問会議において取りまとめてきた「経済財政運営と改革の基本方針~脱デフレ・経済再生~(詳しくはこちら)」、産業競争力会議において取りまとめてきた「日本再興戦略-JAPAN is BACK-(詳しくはこちら))」を閣議決定し、いよいよ、一本目の矢(大胆な金融政策)、二本目の矢(機動的な財政政策)に続いて、アベノミクスの三本目の矢(民間投資を喚起する成長戦略)が放たれることとなった。私自身、担当の内閣府副大臣として、政府内、与党内の調整に走り回っただけに、感慨深い。この方針を確実に実行していけば、必ずや日本経済は、長年のデフレから脱却し、成長軌道に乗っていくものと確信している。

2.特に、アベノミクスは大企業や大都市のための政策、との大誤解があるが、成長戦略も骨太の方針も、中小企業対策、農水産業対策、地域活性化策を、大きな柱として盛り込んでいるところである。地方では、まだまだアベノミクスの効果は感じられないとの声も多いが、①2月26日に成立したその規模20兆円もの補正予算(二本目の矢)の事業が着実に実施されれば必ず地域活性化につながること、②日銀による大胆な金融緩和(一本目の矢)の結果でもある円安の効果が、夏頃には、大企業のみならず、その下請企業などの中小企業にも及んでいくこと、③消費税増税前の駆け込み需要、が期待される。地方の隅々まで、そして中小企業・小規模事業者も、経済回復・成長を実感できるよう頑張りたい。

3.このところ、為替や株価が乱高下し、やや不安定な状況にあるが、成長戦略を確実に実行すれば、日本経済は必ずや好転するものと確信している。特に、私は、言わば「アベノミクスの伝道師」として、国内各地、また、OECD(5月29日・パリ)や東アジア版ダボス会議(6月6日・ミャンマー)の場などで、アベノミクスの説明を行ってきたところであるが、今後もニューヨーク(6月29日)、香港(7月10日)、シンガポール(7月16日前後)などで、説明会を予定しているところである。中長期的な資金を日本への投資として呼び込むためである。なお、ニューヨークは内閣官房参与の浜田宏一・イェール大学教授と、香港は、竹中平蔵・慶應義塾大学教授と一緒に行う予定である。拙い英語ではあるが、しっかりと訴えたい。

4.また、私は、内閣府副大臣として、経済政策の他にも、社会保障と税一体改革、拉致問題、防災・国土強靭化、TPP、PKOなども担当しており、具体的には、医療・福祉・年金の制度的充実・改革、拉致問題の解決、南海トラフ及び首都直下大地震対策、TPP参加交渉における日本の立場の主張、さらに南スーダンでの自衛隊のPKO活動の拡充など、重責を感じながら邁進している。経済政策とあわせて、引き続き日本の将来のために全力で取り組んでいくつもりだ。

テレビ出演のお知らせ  西村代議士が生出演します、是非ご覧ください。
①6月20日(木) BSフジ「プライムニュース」 20時~21時55分
②≪関西地方のみ≫
7月21日(日) 毎日放送(4ch)「参議院選挙特番(仮)」 20時~25時(予定)
参議院議員選挙投票日の夜の放送です。