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菅内閣 不信任案提出。
1.昨夕、菅内閣に対する不信任案が提出された。本日13時から採決である。有権者の皆様からは、この国難の一大事の時に一体何をやっているのか、とのお叱りの声もたくさん頂いているし、また、被災地の方々からは、権力闘争はやめて、一日も早く元の生活に戻してほしい、との悲痛な声も頂いている。

2.阪神淡路大震災を経験した地域から選ばれている者として、こうしたお気持ちは痛いほどよく理解できる。しかし、各省庁の連携が取れず、スピード感を持った対応ができていないのである。官邸のリーダーシップが全く発揮されていない。5月31日の震災復興特別委員会での私の質疑(その模様はこちら)でも、菅内閣の統治能力・使命感の欠如が明らかになったところである。復旧復興を急ぐためには、苦渋の選択ではあるが、一旦リセットして、新たな政治体制を構築することが必要なのである。

本日の採決で早く決着をつけ、大きな枠組みで、スピーディーに復旧復興策、そして何より日本全体の再建策を実行できるようにする決意である。明日への希望の持てる政治の実現のため、乗り越えなければならない一線とご理解頂ければと思う。日本の将来を考えた苦渋の選択であることを是非ご理解頂ければ幸いである。