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朝から会議、会議、会議。
1.11月16日(火)、朝7時起床。昨日は夜11時すぎまで衆議院本会議があり、残念ながら、仙石官房長官、馬淵国土交通大臣の不信任案は否決されたが、終了後も、何人かの仲間の議員と今後の政治のあり方について、朝3時頃まで話し込んだ。結局、寝たのが4時近くなったため、眠い目をこすりながらの起床だ。

2.朝8時すぎ、都内のホテルで、英国からのジャーナリスト4人のインタビューを受ける(写真①、②)。海外から見ると、日本の政治、経済政策など、訳が分からなくなっているようだ。毎年、総理大臣が代わり、日米同盟も不安定。経済もなかなかデフレから脱出できない、そんな状況の中で、日本はどこに向かっていくのか、様々な質問を頂き、突っ込んだ意見交換を行った。特に、私の持論である「躍動感のある安定成熟国家」、「ローリスク・ミドルリターン」の国となるために、大都市部での規制緩和、地方での特区、TPPへの参加などを検討すべきといったことを申し上げた。

3.11時、党本部でガソリンスタンドを考える会(写真③)。全国でガソリンスタンドがどんどん減っている。過当競争の中で、生き残っていけないのである。しかし、廃業しようにも、地下の土壌改善の費用がなく、苦しいまま経営を続けている経営者も多い。他方、ガソリンスタンドは、ロードサイドの大事な情報、物品提供などの拠点として、新たなビジネスチャンスもあるはずだ。地域経済活性化のためにも知恵を絞りたい。

4.昼は、経済産業部会・独禁法PT(写真④)。独禁法改正案について議論を行った。今回の改正は、公正取引委員会が、いわば検事と裁判官の両方の役を担う、「審判制度」を廃止し、東京地方裁判所が第一審を担うこととするのである。業務量の極めて多い東京地裁がスピーディーに対応できるか、との疑問も出されている。企業にとって迅速に判断してもらうことが一番大事である。よりよい制度となるよう、しっかり議論したい。

5.午後は、衆議院本会議において、補正予算の審議。自民党は、政府案の地方活性化交付金3,500億円が小さすぎるとして、1,5兆円に増額するなどの修正案(組み換え動議)を提出した。残念ながら否決されたが、補正予算案には自民、公明、みんなの党、共産党、立ち上がれ日本が反対した。民主党他の多数で可決し、参議院に送られる。

6.17時からは、超党派の「新世紀の安全保障体制を確立する議員の会」。本会は、自民党の中谷元代議士、民主党の長島昭久代議士、公明党の佐藤茂樹代議士が共同座長、私が事務局長を務める、我が国の安全保障を確固たるものとするため、超党派の有志が真摯に議論する会である。今日は、森本敏拓殖大教授をゲストスピーカーにお招きして、日本が直面する諸問題について意見交換を行った(写真⑤)。

夜は、先輩議員のパーティーに、友人との食事会。
  • 写真①
  • 写真②
  • 写真③
  • 写真④
  • 写真⑤