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民主党の瞬発力、対応力のなさ。
1.11月9日(火)夕方、全国各地から党本部に集まられた女性地方議員の研究会・勉強会で、経済政策・雇用政策について講演を行い、意見交換を行った。私の地元を含めて地域経済は疲弊しており、多くのご質問・ご意見を頂きました。特に、若者の雇用対策や、農業政策、地域特区などについて質問やご提案を頂いた(写真)。私自身も元気を頂き、大変有意義な会であった。

2.10日(水)、予算委員会の集中審議の開催を巡って与野党の調整が長引き、経済産業委員会理事懇談会も開会が遅れる。同理事懇では、私より今週12日(金)の「対ロシア投資フォーラム」の中止を求め、議論の応酬。まるで何事もなかったかのように、日本企業を100社も200社も集めて、ロシアへの投資を呼びかけるなんてあり得ない。こんなことを許したら、色丹にも歯舞にも行かれてしまう。日本の領土・主権を守るためにも、徹底的に反対したい。

3.ところで、海保の職員が「ビデオを流出させた」と申し出た。仮にこれが事実だとすれば、守秘義務違反で当然処罰される。しかし、一方で、隠ぺい体質の民主党政治に代わって、国民が見たいと思っていたものをよくぞ出してくれた、と同情・擁護の声も強い。まさに、こういう時こそ逮捕したとしても「処分保留で釈放」してはどうか。あるいは、自民党公認候補として仙石官房長官の選挙区で立候補させたらどうか、そんなアイデアすら聞こえてくる。いずれにしても、明らかなのは、馬淵国交大臣と仙石官房長官の責任である。徹底的に追及したい。

4.しかも見逃せない大問題は、その事実が今朝9時半の時点で、政府はわかっていたにもかかわらず、10時からの予算委員会で何の報告もしなかったことである。ここでも隠ぺい体質、そして即応力と瞬発力のなさを露呈している。

こんな民主党政権を一日も早く倒さなければならない。地方議員の皆さんとも連携して、その力を結集したい。