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終戦の日に想う
1. 8月15日、暑い真夏のお昼、蝉の鳴き声が響く。終戦の日もこんな風だったのかなあ、と65年前に思いを巡らす。感無量である。

2. 毎年8月15日は、地元淡路島の伊弉諾(いざなぎ)神宮、そして洲本国瑞彦護国神社での戦没者追悼式に出席する。ちょうど12時には、全国戦没者追悼式のラジオ中継に合わせて、靖国神社の方角に、黙祷を捧げる(写真①、②)。

3. 今年は、そのラジオで菅総理の式辞を聞いたが、どうも心に響かない。平和への決意も感じられない。今こそ、日本は、世界の平和と繁栄のために積極的に行動すべき時ではないのか。日本の国だけが平和で繁栄するなんてことはあり得ない。世界の平和のために、やれることをしっかり実行しなければならないのである。

4. しかし、民主党政権は、インド洋で給油活動を行ってきた自衛隊を撤退させるなど、内向き志向が強く、しかも“友愛”や友好と譲歩で外交がうまくいくと思っている感が強い。国際社会はそんな甘い世界ではない。各国が国益を巡ってしのぎを削り、手練手管を仕掛けてくる世界である。ありとあらゆる知恵と力を結集・総動員して、国益を実現しなければならないのである。

5. 祖国を想い、道半ばにして散って逝かれた英霊の安らかに眠られることをお祈りし、ご遺族のご健勝を願うとともに、改めて、国家・国民のために全身全霊尽くすことをお誓いする次第である。
  • 写真①
  • 写真②