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阪神大震災の教訓は“初動の早さ”。
ハイチで、1月13日、マグニチュード7.0の大地震が発生した。ハイチは、カリブ海にある世界最貧国の一つで、そもそも食糧やエネルギーも不足している中で、首都ポルトープランスが壊滅的な打撃を受け、死者5万人にものぼる大参事となっている。一人でも多くの命が救われることを祈るばかりであるが、折しも1月17日は、阪神淡路大震災から15年。あの忌まわしい体験が思い起こされるが、大事な教訓は、“初動の早さ”ではなかったか。鳩山政権は、何故すぐに援助チームを派遣しなかったのか?3日たってから資金の支援や医療チームの派遣を決めたが、遅すぎる。財務省などの調整に時間がかかったのだろう。“政治主導”と言いながら、何故できないのか。自民党も官僚に依存しすぎたことを反省しなければならないが、民主党も結局は“見せかけ”の政治主導ではないか。真の政治主導、即ち、世の中のためになる政治を実現しなければならない。やはり、クリーンな若手中心の政界再編が必要なのではないか。