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海兵隊グアム移転協定、衆議院外務委員会可決。マケイン上院議員と面談。
1.4月10日(金)朝5時半起床。6時半過ぎ外務大臣室で、9時からの外務委員会の答弁の打ち合わせ。今日は、アメリカ海兵隊の沖縄からグアムへの移転を進める協定の審議であり、午後には麻生太郎総理も出席した審議が行われ、夕方には委員会採決の予定である。約2時間かけて、丁寧に打ち合わせる。

その合い間に、安全保障理事会決議を巡って、中曽根弘文外務大臣とクリントン米国国務長官との電話会談に同席。決議に向けて、日米の協力・努力を確認した。

2.昼は、河村建夫官房長官を補佐して、来日中のマケイン米国上院議員と昼食会。さすが共和党の大統領候補だけあって、際立った存在感である(写真)。北朝鮮のミサイル発射等について、突っ込んだ意見交換となったが、私は外務委員会の答弁があるため途中で中座。

3.午後5時半過ぎ、与党の多数で可決。民主党はじめ野党は反対に回った。抑止力を維持しつつ、沖縄の負担を減らすものであるのに、結局反対である。民主党は、日米同盟を基軸にすると言いながら、米国との信頼関係を損なう投票行動ばかりである。先般の北朝鮮のミサイル発射に対する決議においても、「民主党は賛成、社民党は反対」であり、総選挙後、民主党と社民党で選挙協力をし連立を組むと言われるが、一体どういう安全保障政策になるのであろうか。