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新春お薦め読書(その①)「マイ・ドリーム」(ダイヤモンド社:バラク・オバマ著)
1.昨年末に読んだが、文句なしに私にとっては昨年のベストワンである。オバマ新大統領の壮絶な人生が記されている。黒人として生まれた自分自身のルーツを探り思考する自伝である。オバマ氏がいかに悩みながら成長したかがよくわかる。ケニア出身の父と白人の母のもとアメリカに生まれ、インドネシア、ハワイに育った。まさに多様な文化の中で育ったのである。黒人初の大統領ということよりも、この多様性を備えた大統領であることの意味が大きい。世界は、アメリカ一極体制から、多極な体制へと変化している。新興国の位置付けも想像以上に大きくなっている。世界が多様化する中で、まさに多様性を内包する大統領の登場である。この先、「アメリカ一極主義」や「強いアメリカ」を求める声とどう折り合いをつけていくか注目である。
2.いずれにしても、このオバマ政権と真正面から向き合い、世界の多様な価値を認めつつ、国際協調のもと、現下の経済危機や中東危機を乗り切るとともに、気候変動や核廃絶といった人類全体の課題にも対応していきたい。人権・平和主義・民主主義・法の支配といった、共通の価値観を持つ日本として、共働できることが多いはずだ。世界が変わる、日本が変わる一年としたい。「Yes, We Can!」
2.いずれにしても、このオバマ政権と真正面から向き合い、世界の多様な価値を認めつつ、国際協調のもと、現下の経済危機や中東危機を乗り切るとともに、気候変動や核廃絶といった人類全体の課題にも対応していきたい。人権・平和主義・民主主義・法の支配といった、共通の価値観を持つ日本として、共働できることが多いはずだ。世界が変わる、日本が変わる一年としたい。「Yes, We Can!」