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年金問題に責任を持って取り組みます!(改めてご報告)
1月20日からの通常国会が閉会しました。閉会日(7月5日)の夕方、総理が記者会見を行いましたが、年金問題についてあらためてご報告します。

1.年金記録問題は大変大きな問題ですが、必ず解決できる問題ですいわゆる5000万件」の年金記録も消えてはいません全ての記録に氏名、性別、住所が入っています。浮いているわけでもありません。基礎年金番号とつき合わせれば必ず統合できます。ちなみに、1997年に「一人一つの基礎年金番号(に統合すること)」を導入して以来、それ以前の3億口の年金記録のうち2億5千万口は名寄せされており、この5000万口の統合が済んでいないわけです。全体とすれば、80%以上統合が済んでいることをご理解頂けると幸いです。

2.この名寄せについては、作業を前倒しし、20年3月を目途に、照合(いわゆる「名寄せ」)を終わらせ、既に年金を受給されている方を優先して、本年12月から来年3月を目途に、順次、年金記録の通知をお送りしますこれから年金を受給される方は、今後確認する機会が何度かありますから、焦らずにいて頂けると助かりますが、来年10月を目途に「ねんきん定期便」で、すべての年金加入者への加入履歴・納付記録の通知を行います

3.未払いが判明した場合にも、時効も撤廃して何十年前に遡ってでもお支払いをします。そのために、「5年の時効」を撤廃する法律を成立させたところです。(民主党はこの「時効撤廃法」に反対しました。)また、領収書など過去の記録がない案件でも第三者委員会を立ち上げ、積極的にご本人の受給権を認めます

4.なお、明石市を含め全国のいくつかの市町村で台帳を保存していないことが判明しましたが、年金の記録自体はコンピューター上でデータ化し保存されています。今後、「ねんきん定期便」で加入記録をお知らせしますから、必ず確認できます。万が一、記録が漏れている場合にも、第三者委員会において、ご本人の立場に立って公正に判断しますので、どうぞご安心下さい