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通常国会が閉会。初心に戻り再出発。
1.第213回通常国会が閉会

今国会では、少子高齢化、人手不足、安全保障の確保、地域の活力維持など、日本が直面する課題に取り組むための法律が成立しました。

2.成立した主な内容

①能登半島地震の復旧・復興 ~一日も早い復興に取り組みます~
能登半島地震の復旧・復興のために、予備費を活用し、生活再建に1612億円、なりわい再建に428億円、インフラ復旧など2070億円、合計4109億円の対策を講じています。私自身も、輪島塗の支援をはじめ、中小企業の支援に取り組んでいます。
約30年前に経産省から石川県に出向し、商工課長を務めたご縁・思い入れもあります。

②セキュリティクリアランス法 ~重要情報を取り扱う人材を限定し機密情報を保護します~
安全保障上の重要課題を指定し、その情報を取り扱う公務員や民間企業の従業員に適性評価をすることを義務付ける、「セキュリティクリアランス制度」導入法が成立しました。

③食料・農業・農村基本法の改正 ~小規模ながらも努力・工夫を行う農家を応援します~
食料安全保障の確保という概念を新たに導入しました。
先端技術を活用し効率化を進めるとともに、肥料・飼料などの高騰にも対応し、中山間地域を含め農業の持続的な発展に取り組んでいきます。

④子ども・子育て支援法の改正 ~少子化対策、子育て支援策の強化は急務です~
働いていなくても保育園に通える仕組み(こども誰でも通園制度)を創設します。
さらに、共働き・共育ての推進のため、両親とも育児休業した場合の、育児休業給付の給付率を引き上げるなど、子育て支援策を強化します。

⑤こども性暴力防止法 ~子どもたちを性暴力から守ります~
いわゆる日本版DBS法が成立し、学校や学習塾などの教育・保育の場で、従事者による児童に対する性暴力等を防止し、被害児童などを保護する責務を明確にしました。

⑥入管法の改正・育成就労法 ~必要な分野に必要な人材を確保・育成していきます~
少子高齢化・人手不足の中で、必要な業種に必要な人材を確保していくために「育成就労制度」を創設します。しっかり管理をしながら、人材を確保・育成していきます。

3.初心に戻り、再出発

私自身、地元明石・淡路島で地道に活動しています。皆様のご意見をしっかりと受け止めながら、地域の課題にひとつひとつ取り組んでいきます。また、政治改革への厳しい声、強い期待も頂いております。通常国会では政治資金規正法が改正されました。政治資金の透明性を向上させる内容です。私としても政治の信頼回復に向けて政治改革に取り組む決意です。

今回の事案を糧として、足下をしっかりと見つめ、1から、いやゼロからきちんと立て直し、皆様のご期待、ご信頼にお応えできるよう、初心に戻り、全力で取り組んでまいります。
引き続きのご指導ご支援を宜しくお願いいたします。