とっておきの1枚

2018年9月22日
おすすめの読書(その120)

「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」(戸部良一 寺本義也 鎌田伸一 杉之尾孝生 村井友秀 野中郁次郎 著)
今回の総裁選の最中、組織の在り方をもう一度考えてみたいと思い、若い頃読んだ本著を読み返しました。組織が進化するには、①様々な経験を活かしていくこと、②異端も取り入れ、新たな考え方を取り入れていくことなど、考えさせられる教訓の数々でした。成果を出すために、「戦力の逐次投入」などやってはならないことも満載、情報の共有など、日本軍の失敗から学ぶことは多いです。初版から27年たちますが、今でも新鮮さは失っていません。今後の活動に活かしたいと思います。