とっておきの1枚

2018年8月28日
おすすめの読書(その119)

「日の出」佐川光晴 著(画像はAmazonのサイトより引用)
現在、教師である女性が、結婚や教育内容について悩みながら暮らす中で、曾祖父のことを知り、興味を持つ。その曾祖父の物語と交差しながら、話は進んでいく。曾祖父は徴兵逃れをして石川県小松市の実家を家出するが、九州で鍛冶屋として腕を磨き、評判をあげていく。
愛する女性との出会いと別れ、家出しただけに家族を持てるのかと深く悩みながら、別れが…。在日朝鮮人との友情や差別とも向き合いながら生きていく。一気に読めます。