とっておきの1枚

2009年6月29日
夏のお薦め読書(その③)

“文学界”という雑誌を初めて買いました。自分では文学青年のつもりだったのですが…。文学界新人賞受賞作の「白い紙」を読みたかったのです。作者のシリン・ネザマフィさんは日本に留学し就職したイラン女性。イスラム教シーア派の厳しい教律を描きながら、若い男女の淡くて悲しい恋の物語。素朴な日本語の使い方に新鮮な感動を覚えました。