とっておきの1枚

2008年6月26日
ニッシ-の初夏のおすすめ読書 その②

ぐいぐいと引き込まれるノンフィクション(実話)です。医療過誤の実態がよくわかります。ここに挙げられた事例は、病院側が事実を隠ぺいしようとしたようなケースが多く、すべての医療過誤が病院側に責任があるものとは限りませんが、いずれにしても、①医師が無過失の場合の刑事免責、②勤務医の労働条件の改善、を早急に実施しないと益々医療事故が多くなると思います。中学生の頃には医師を目指したこともあり、日本の医療即ち医師を尊敬してやまない私ですが、政策立案の立場から、是非改善していきたいと思います。