とっておきの1枚

2007年2月21日
どこの国の人でしょう(その20)

核開発を公然と進めている国のジャーナリスト、中道政党の政党人です。しかし、北朝鮮と違い、大変親日的で、我が国の石油輸入第3位で約12%はこの国からです。私からは、核開発を行う代わりに、日本は様々な先端技術の協力を行う用意がある旨などを話ました。混沌とするイラク情勢についても意見交換しましたが、「中東におけるアメリカの影響力を小さくしたい」との意識が見え隠れしましたし、外交の場で「我々はゲームを楽しんでいる」との発言もありました。また、アメリカがアフガニスタンでタリバン政権を倒し、イラクでサダム・フセイン政権を倒したことが、結果的にこの国の存在感を大きくしているとの皮肉な結果についての話もありました。いずれにしても、日本のことを大事に思っている国です。日本としても、アメリカとの同盟関係が基本ですが、中東において日本独自に果たせる役割もあるはずです。しっかりと「主張する外交」を模索し実現したいと思います。

(答えはイランのイスラム・イラン新思想家党・党首で、アーリア通信総裁のアミール・モヘッピアンです。)