とっておきの1枚

2020年2月6日
おすすめの読書(その165)(画像はAmazonのサイトから引用)

面白かった!
自分の子どもの頃を思い起こしてしまう。小学校6年生のクラスの、一人一人の生徒の個性、内面を上手く描いている。こんなことを心の中で考えているのか、少し大人びてるのでは、と思うほど悩む子ども心を描いている。何でも仕切りたがって目立つ子もいれば、まじめにコツコツやる子もいる。発達障害のような子も。
私が子供の頃はそうではなかったが、いくつかのグループに分かれて行動するという、まるで女子高生のグループのような雰囲気も。
そのクラスに、様々な出来事が起こる。そして、やがて、みんな成長していく。辛いこともたくさんあるこのクラスだけど、どこかほっとする、どこか人間の素晴らしさを見つける、そんな本です。ご自身のこども時代を思い出しながら是非!