とっておきの1枚

2019年12月30日
おすすめの読書(その160)

「嘘と正典」小川哲 著
本年度の直木賞候補となった一冊。時間と空間を超える6つの物語。
特に、最後の「嘘と正典」は面白い!CIAのスパイが、ソ連・共産主義の歴史を変えることができるのか?
個人的には、父の音楽への思いを突き詰めていく「ムジカ・ムンダ―ナ」も気に入りました。
「魔術師」「ひとすじの光」いずれも父への思いを描く短編です。どうぞ、どれからでも楽しんで下さい。