とっておきの1枚

2016年1月2日
おすすめの読書(その58)

久しぶりの陸上競技小説。面白い! 都道府県選抜の駅伝チームは、中学生、高校生に社会人の混成チーム。将来を嘱望される中学生、日本のホープの高校生、ピークを過ぎた社会人などなど。それぞれに個人の事情、調子が結果を左右する。コーチ陣も多士済々。素晴らしい人間模様です。私も中学時代、陸上部で長距離を走り、明石市内で駅伝はアンカーを務め2位、個人では3000m市内4位、自慢できるような成績ではありませんが、おかげで基礎体力はしっかりついたものと思います。今も週2~3日は走り、マラソンも3回完走。走る人の気持ちはよくわかります。本日1月2日は箱根駅伝。テレビで楽しむのもいいですが、時には少しテレビから離れてご自身で走られてはいかがでしょうか。あるいは、この本でランナーの気持ちに寄り添うのもおすすめです。いずれにしても冬休みにおすすめの一冊です。