とっておきの1枚

2014年1月26日
おすすめの読書(その22)

「55歳からのハローライフ(村上 龍 著:幻冬舎)」

悩み深い中高年の第二の人生を描いた短編集。ごくごく普通の生活をしてきたはずなのに、長年勤めた会社を退職すると、人生が一変する。配偶者や子供たちとの関係も。寂しさや苦しさがこみ上げてくる。こんなはずじゃなかった。何だったのか自分の人生は・・・。でも、そこには何か必ず希望がある。救いがある。それを自分自身の中から見つけ出せるかどうか。再出発の鍵は自分の中にある。そんな「55歳のハローライフ」です。