おすすめの読書2013(その11)
「狭小邸宅」(新庄 耕 著:集英社)
タイトルもタイトルだが、内容も内容。特に前半は、ダメな営業マンとそれを徹底的にけなす上司のやりとりばかりでサラリーマン生活がいかに辛いか、面白くないか、生々しく描く。後半は、そんなサラリーマンもちょっとしたアドバイスで変わってゆく。目のつけ所やカン、やり方がわかれば、仕事が面白くなっていく。若い人には、是非この部分だけを読んでもらいたい。そんな気分だ。いずれにしても、不動産業者が、うまく不動産を売るための手法など、よくわかる。消費税が上がる前に家を買いたいと思っている方は必読!!