とっておきの1枚

2011年9月21日
おすすめの読書2011(その20)
「ピース」(樋口有介著:中央公論新社刊)
物語にグイグイ引き込まれて、やがて意外な犯人、動機へとつながっていく。一人一人の人物描写にそれほど深みがあるわけではないが、平易な文章でスムーズに読み進む。まさか表題の「ピース」に意味がかくされているとは…。秋の夜長に気楽に読める一冊。