とっておきの1枚
南米のボリビア共和国のモラレス大統領です。(5月5日)
5月に訪問した南米のボリビア共和国のモラレス大統領です。私は日本とボリビアとの友好議員連盟の事務局長を拝命し、3月7日に来日された時に懇談して以来2度目の対談となりました。大統領は、貧しかった少年時代には、パン挽き、トランペット吹きなどで生計をたてたという苦労人で、私のことを「すごく若いねぇ」と言っていたが、大統領も47才の若さ、加えて、人なつこい笑顔、そして、強い意志を感じる話ぶりと、強烈なカリスマ性を備えた政治家です。この日は、4000mの高地の首都ラパスの大統領府で、朝7時からの朝食会をセットしてくれました。大統領、ガルシア副大統領、キンタナ大臣(官房長官)、チョケワンカ外務大臣と、ボリビアの最高幹部がそろっての朝食会で(ちなみに、大統領は朝6時からアポイントが入っており、既にひと仕事終えています)、私から、日本・ボリビア友好議員連盟の会長である尾身幸次財務大臣(当時)のレターを大統領に手渡し、様々な意見交換を行いました。 特に、私より、ボリビアの鉱物資源の開発への日本企業のさらなる参入の期待、貧困対策としての「一村一品運動」の提案などを表明し、突っ込んだ議論となりました。
現実主義者で、かつ、親日的な大統領、今後も外交関係を深めていきたいです。