とっておきの1枚

2007年8月26日
ニッシーの夏休みのおすすめ読書(その⑨)

「悪人」(吉田修一著・朝日新聞社)

推理作家乱歩賞作家、吉田修一氏の最新作です。出会いのない若者の寂しさや見栄を見事に描いています。娘を持つ父親の心理もうまく表現されています。三人の娘を持つ私も、将来こんな気持ちになるのでしょうか。大作ですが、一気に読めます。